療育支援部 訪問支援課 井改伶
interview
プロフィール
療育支援部 訪問支援課 井改伶
保育所等訪問支援事業であるAIAI VISITの人材採用・育成、販促・営業などを担当しています。これまでは学生時代に介護士の資格を取得し、大学に通いながら訪問介護を3年、介護の仕事の中で児童の支援に興味を持ち、障害児福祉サービスを提供する企業に就職、10年間従事した後、保育と療育(発達支援)を提供しているAIAIがより理想の環境と考え、転職を決意。現在に至っています。
■ なぜAIAIに入社しようと思ったのでしょうか?
AIAIはAIAI NURSERYという認可保育所を運営している保育の会社でありながら、療育の通所支援AIAI PLUSと訪問支援AIAI VISITを提供していますので、保育と療育それぞれの視点を持つという強みがあります。そこが一番の魅力でした。
■ 仕事内容について教えてください。
支援員の採用と育成に携わっていますので、面接や研修、マニュアル作りなどをしています。
訪問支援員は座学研修とOJTが終わると一人で現場に行って帰ってくるため、迷いや悩みを抱えやすいところがあります。すぐに相談ができるフォロー体制を作るなど、仕組みづくりの部分を担当しています。
■ やりがいについて教えてください
支援員の報告を聞き、子どもへの視野や視座に成長を感じられたときが特に嬉しいです。
また、発達支援がもっと必要としている人にとって身近になっていって欲しいと思っています。そのため、施設に通わなくても支援が受けられる保育所等訪問支援を広めていけることにやりがいを感じます。
■ 仕事をしていて難しさを感じることはありますか?
療育は子育てと同じで明確な正解、もちろん不正解もないので、現場で療育を提供している先生の葛藤を聞くことが多いです。そのため、なるべく支援を担当している先生と保護者の方、両者の話を聞くようにしています。
また、保育所等訪問支援というサービスの認知が低く、まだまだ世の中の理解があるとは言えないのが現状です。本来ならニーズがあるのに理解がされていないために届きづらい部分を感じるので、あらゆる保育所・幼稚園・小学校で実際にどんなことをしているか知っていただき、療育の良さを広めて行きたいです。
■ 最後にどんな人がAIAI VISITの仕事に向いていると思いますか?
児童発達支援(療育)は子どもの行動を肯定(共感)できる方、子どもの「できる」を伸ばしていく仕事なので、大人の感覚でつい注意をしてしまうのではなく、目の前の子に向き合いながら気持ちや理由を考えられる方が向いていると思います。
例えば、その場では不適切である行動を取ってしまう子どもに対し、「ダメ」と咄嗟に叱るよりも、「○○したかったよね」「○○は嫌だったね」と受け止められる人。その子に寄り添う姿勢がある人は支援員に向いていますね。